冬の奈良・京都 3日目 ― 2017年02月11日
2日目の和洋バイキングの朝食はたまにはパンにしようかな、とも思ったけど、やはり和食でいただいた.
白米から古代米.ゆで卵を温泉玉子に.
後はほとんど昨日と同じ.
ほうじ茶とコーヒーをいただき部屋に戻り帰りの準備をした.
雪の室生寺を見ることができた原因の寒気団は鳥取をはじめ日本海に大雪をもたらしているようだった.
山陰本線の福知山から西はダイヤが乱れているようだったが幸い今日の目的地の嵯峨嵐山までは影響はないようだ.
JR奈良駅から京都駅に着き、荷物をコインロッカーに預け、JR奈良-JR静岡のツアーチケットで一度改札で途中下車し、再び「Suica」で改札を通り山陰本線のホームに向かった.
土曜日ということもあり、車内はぎっしり.
花園で座れたけど、その二駅目の嵯峨嵐山で下車.
まずは「あだし野念仏寺」を目指して北に向かって歩いた.
途中「清涼寺」の境内を散策した.
立派な仁王門を通り、多宝塔、本堂、阿弥陀堂を巡った.
本堂の国宝、釈迦如来像は今日は開帳されていないのでパス.
阿弥陀堂の屋根の後ろ足をはねた狛犬(?)がかわいかった.
境内の梅が咲き始めきれいだった.
清涼寺を後にして、小路を歩いて「あだし野念仏寺」に向かった.
まず目にしたのは初めて見る形の「仏舎利塔」.三段の横梁を持つを持つ塔門も初めて見る形だった.
おびただしい数の石仏、石塔のある西院(さい)の河原.
水子地蔵の先の「竹の小径」も整備された竹林が美しかった.
「あだし野念仏寺」の次は「天龍寺」.
お腹もすいてきたので徒歩ではなくバスで「渡月橋」近くに戻った.
天龍寺入り口近くのそば屋に入り、「にしんそば」を食べた.
妻は「肉そば」.
おいしかったし、なおかつ観光地料金でなくて良かった.
天龍寺ではまず、法堂の天井画、「雲龍図」を見学した.
これは平成になって加山又造画伯によるもの.
半世紀前の修学旅行での天龍寺の思い出に龍のふすま絵があったけど、大方丈でそれを見つけ、記憶が正しかったのを確認できた.
JRで京都に帰る途中二条城に寄った.
駅から北東にある二条城の入り口は普段は東大手門だけど、工事中のため北大手門から.
だいぶ遠回りになり、ちょっと疲れた.
二の丸御殿の「うぐいす張り」は健在だった.ちょっとしつこいくらいに鳴っていた.
同じく半世紀前に来たとき各部屋に人形が沢山並んでいた記憶があったけど、今は全くなかった.
ひたすら歩き、外に出て派手な「唐門」をくぐり天守閣跡に登り、本丸庭園を歩くと閉城時間に近づいた.
二条城からバスで京都駅に戻り、デパートで土産を買い求め、帰りの新幹線で食べる弁当を物色した.
結局「広島牡蠣フライ弁当」を選び、フリーツアーのおまけの缶ビールをキオスクで買い求めた.
350mlビールなら何でも良いようだったので、久々に「ヱビス」にした.
旅行の最後はこだまのグリーン車でゆったりお弁当を食べながら帰りました.
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