箱根湿生花園と岡田美術館 ― 2025年05月10日
昨夜からの雨も弱まり、岡田美術館の前に箱根湿生花園に寄った.
一面ミズバショウの湿地があったけど、花はすでに終わっていた.
園内にはシャクナゲが満開で、クリンソウも綺麗だった.
それにも増して、雨に濡れた緑が美しかった.
広大な仙石原湿原植生復元区の緑も鮮やかだった.
お昼時になったけど、朝食をしっかり食べたのでお腹が減らず、そのまま岡田美術館に向かった.
岡田美術館には宿で頂いた割引券を使って入館した.
そこではなんと、ケータイ電話までも持ち込み禁止でロッカーに預けさせられた.
「速水御舟と田中一村 珠玉の日本画」展は展示点数は多くはなかったけど、珠玉の作品が展示されていた.
東京の美術館の企画展のように混雑はしていなかったので、じっくり鑑賞することができた.
常設作品も多く、全てを観たら夕刻になっていた.
まだ小雨が降る中帰路に着いた.
途中から濃い霧が立ちこめ、箱根、御殿場、沼津までずっと霧の中を走った.
ちょっと怖かったけど、その中を平気でぶっ飛ばしている車にはただただ呆れるだけだった.
走行車線をのんびり走り無事帰宅.
途中で買ったお弁当で祝杯をした.
箱根行き ― 2025年05月09日
以前NHKの「日曜美術館」で、箱根の岡田美術館で「御舟と一村」展が開かれているのを知り、箱根は何回か行っているけど岡田美術館は行ったことがないので、是非とも行ってみたいと思っていた.
ゴールデンウィーク前にゴールデンウィーク後の宿を予約した.
当日はあまり天気が良くなかったけど、温泉と美術館が目的なので問題なし.
家事を済ませ、仲間との「でん伝体操」を終えてからのんびり出発した.
「NEOPSA駿河湾沼津」で昼食をとった.
かけ蕎麦にサクラエビ入りかき揚げのトッピング.さらに舞茸の天ぷらが美味しそうだったので追加.
昨今はサクラエビが不良なのでそれなりの量だったけど、舞茸の天ぷらとも、とてもおいしかった.
御殿場ICを降り、箱根に向かった.
明日のほうが天気が崩れるようなので、雨の降っていない間に庭の美しい「箱根ガラスの森美術館」を再訪した.
庭園はそれほど変化はなかったけど、館内の展示はだいぶ変わったように思われた.
今回、遥か彼方に大涌谷の噴煙に気がついた.
相変わらず枝垂れガラスは美しかった.
頃合いをみて、コンビニ経由で宿に向かった.
あとは食事と温泉だ!
信州高山五大桜 ― 2025年04月19日
チェックアウトを済ませ、一路高山村へ.
ナビの目的地は高山村役場.
なかなか個性的な建物だ.
まずは「坪井のしだれ桜」.情報では8分咲き.
ちょっとワイドレンズで誇張しすぎたか….
しかし樹齢600年以上というのがすごい.
4月は高山村の桜まつりということで、五大桜には全て駐車場が整備されて整理員の方が常駐されていた.
次は「中塩のしだれ桜」.こちらは満開.
こちらも樹齢約150年と言われている.
近所の石垣にカタクリの花が一輪咲いていた.
次は「黒部のエドヒガン桜」.
樹齢推定500年とか.
情報では3分咲き.
確かに近寄ってみると透け透けで小鳥の巣が丸見えだけど、その樹形は美しかった.
次の四つ目の桜、「赤和観音のしだれ桜」も3分咲きとのことだったので、こちらは申し訳なかったけどパスすることにした.
で、五大桜の最後、「水中(みずなか)のしだれ桜」である.
樹齢推定250年のしだれ桜.
ちょうど信州高山桜まつり実行委員会主催の「桜めぐりトレッキング」の参加者が桜の周辺で昼食をとっていた.
この高山村は小布施に近いので、ついでと言ったら申し訳ないけど、曹洞宗岩松院に寄って北斎の天井絵「鳳凰図」を改めて拝覧した.
境内周辺の木々やその花も大変美しかった.
これで今回の目的は終了.
それにしても行き帰りの自動車道から見える山々に桜の木の多さには驚かされた.
本当に日本人は桜が好きなんだな〜、と実感させられた旅だった.
※ この記事を書いている21日には、三分咲きだった「黒部のエドヒガン桜」、「赤和観音のしだれ桜」も満開になっているようだ.
信州牛伏川階段工 ― 2025年04月18日
4月初めにラジオを聴きながら散歩をしていたら、高山五大桜の話題になって興味をそそられた.
足を止めて「高山の五大桜」で検索したら、飛騨の高山ではなく、信州の高山村だった.
20日頃が満開予想だった.
高山村は小布施に近いので、千曲市の温泉旅館に宿を取り、翌日高山村に向かうことにした.
1日目はそのまま宿ではもったいないので、妻がマイナーな信州の見どころを探してくれた.
それが明治から大正時代に日本古来の石積み技術で造られた牛伏川の砂防施設.
駐車場に置かれたパンフレットを見ると、それはとても広大で、結局三分の一くらいしか見る事はできなかったけど、その石積みの技術は素晴らしかった.
川のほとりにはミズバショウが咲いていた.
小一時間ほど散策し、長野自動車道を走らせ千曲市の宿に向かった.
去年と同じく姨捨スマートICをでて、姨捨の棚田を見ながら宿に向かった.
旅館では貸切風呂一回無料サービス付きで夕食は90分飲み放題コースで、料理はもちろんのこと、地ビールがとてもおいしかった.
加水、加熱をしていない源泉掛け流しの温泉をたっぷり堪能した.
さて、明日は高山村の五大桜だ.
多分35年ぶりの富士見パノラマ ― 2024年11月07日
何で知ったかもう忘れたけど、長野県富士見町の富士見パノラマが、静岡県民と、川崎市民、多摩市民、そして富士見町民にゴンドラ乗車が無料になるキャンペーンを11月17日まで行っていて、ちょうど天気も良く、奇しくも遅まきながらの富士山の初冠雪が発表されて、いそいそと行って来た.
富士見パノラマスキー場は多分35年前までに何回か行った.
一度は子供たちが学校の行事の代休で月曜日が休みになり、休暇をとって行ったことがある.
こんな日は床屋さんしか来ていないだろうな〜、と冗談に思っていたらお世話になっていた床屋のマスターが滑っていた!!
そんなことを思い出したけど、あの頃はまだゴンドラはなかったと思う.
家事を済ませ中部横断自動車道から中央自動車道を走らせ富士見パノラマリゾートに着いたら昼時になっていた.
無料キャンペーンの手続きをしてチケットをいただいたけど、ゴンドラに乗る前に山麓のレストランで昼食をとることにした.
いわなそばも興味があったけど、長野名物の山賊焼定食にした.
受け取りに行ったらご飯が山盛り.少し減らしてもらったけどこの量!
雪のない時はマウンテンバイクを楽しむ人たちが多いのでこの量なんだろうなぁ.
ゴンドラに乗ると背後には八ヶ岳連峰が見渡せた.
ゴンドラ山頂駅から周辺を散策し、入笠湿原に向かった.
すでに花のシーズンは終わっているので花はなし.春にはスズランやカタクリなど、多彩な花が咲くようだ.
下りのゴンドラからは瞬間芸の初冠雪を見せた富士山をバックにカラマツの紅葉が美しかった.
2時間ほどで来れるので、今度は花いっぱいの春に訪れようか.
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