夏水仙2013年07月30日

夏水仙

今年も昨年と同じ場所、同じ時期に「夏水仙」が咲きました.

神戸港ナイトクルーズ2012年12月08日

ルミナリエ会場
某カメラメーカーの『ニッコールレンズキャンペーン』で神戸港での『ナイトクルーズ』撮影ツアー(ペアで招待)が当たったので、いそいそと妻と行ってきた.

神戸までの交通費、宿泊等は自前なので、前回岩手旅行で利用した「JR東海ツアーズ」をネットで予約した.

ホテルは希望通りとれたが行き帰りの新幹線の指定席がとれず、片道1500円アップで代案のグリーン席にした.予定より費用がアップしたけど、ホテル代も含め、正規に購入するよりだいぶ安い.いったいどんなシステムになっているのだろうか.これじゃぁホテルに直接予約して駅で切符を買って旅行するなんてばかばかしくなってしまう.

予約を取って一安心して、神戸に行くならついでに天守閣を修理中の姫路城に行こうと思い、神戸・姫路の観光サイトを調べていたら、当日の2日前から「ルミナリエ」が始まるのを知った.

改めて宿泊をチェックしてみたらもう高いホテルしか空いていない状態だった.

当日はゆったりしたグリーン席でのんびり新大阪に向かい、在来線に乗り換え三ノ宮に到着.ちょうどランチタイムなので、駅前の「センタープラザ」地下で神戸牛やお好み焼きでもなく、パスタを食べた.
ホテルのチェックインまで時間があったので、「ルミナリエ」会場が望める神戸市役所の24階展望ロビーに上った.17年前に大震災があったことを忘れさせる眺めだった.

ホテルでチェックインを済ませ、D800を携えて海岸通の方向に集合場所の「かもめりあ中突堤中央ターミナル」に向かった.
途中、旧居留地の古い石積みの建物や神戸震災メモリアルパーク、復元「サンタマリア号」を見物.

メインのイベント『ナイトクルーズ』は17時から20時前まで洋上で行われた.
撮影前にまずはビュッフェで腹ごなし.ビールなどのアルコールもあったけど、料理はあっという間になくなった.サバイバルは難しい….
その後まだ慣れないD800で慣れない夜景撮影を行って無事終了.

今回の旅行の出汁ともいえる『ナイトクルーズ』を終え、南京町に向かい「ルミナリエ」を見に行った.

「ルミナリエ」入り口に行ったら関係者から並ぶのはあっち、と指示され向かって歩き始めると隣の道路を反対向きに歩く集団が見えた.入り口まで迂回しながら進むようだ.
ようやく「ルミナリエ」の入り口に着くと多くの観客が立ち止まって写真を撮っていたりして大変な混雑だった.かく言う自分も写真を撮りながら進んだけど….
終点の公園まで同じイルミネーションが数メートル間隔に通りに並んでいるだけだけどとても美しかった.終点の公園ではぐるっと囲まれ、イルミネーションの檻にいるようだった.

会場を後にしてもう一度市役所の24階展望ロビーに行こうと思ったら、エレベーター前に長蛇の列があったので諦めてホテルに戻り、居酒屋で酒盛りをした.

エビスの生が298円って、安~!

最後のデジタル一眼レフカメラかも…2012年10月01日

D800
6年ぶりにデジタル一眼レフを買い換えた.
人生最後の一眼レフカメラになるかもしれない.

レンズの焦点距離と画角の関係は長年35ミリカメラを使用してきたので、撮像素子が35ミリ版と同じでないとぴんと来ない.

前機種のNikon D200 はニコンのいうところのDXフォーマット、いわゆるAPS-Cサイズで、35ミリ換算するには1.5倍にすればいいのだけれど、なかなか面倒.
しかし、フルサイズのFXフォーマットのカメラは高嶺の花だった.

昨今フルサイズ機も価格が下がり、何とか買えるようになり、2月に発表されたD800を一大決心で予約.ところが発売されても予約が多く、なかなか手元には来なかったので、あきらめてキャンセルした.

夏頃からカメラの噂サイトでニコンの新しいFXフォーマットのカメラが、D800より小型軽量化され2000ドルくらいで発表されるという噂が流れ、これだ!と思って期待して待っていた.

発表されたD600はちょっと小型軽量化されたものの、価格は思ったより安くなかった.

それならば、と初志貫徹で改めてD800の購入を決意した.

D600がD800に比べて軽量になったといっても、バッテリー込みでD800の1000gに対して850gとわずか150g.

かつてがんがん撮ってた頃使用していたF3HPは本体760g、モードラMD-4が480g、アルカリ単三乾電池8本で約188gを合計すると、なんと1428g!
同じくよく使ったFM2/TにMD-12は電池込みで1138g.

それらに比べれば、D800でも軽いのが分かった.

まあ、その頃より体力は落ちたとはいえ、取り扱いにくい重さではないことを確認できた.

最後の一眼レフカメラになるかもしれないけど、ステータスシンボルで終わらないように取説をちゃんと読んで使っていきたいと思う.

金星日面通過2012年06月06日

金星日面通過
金環日食の時に記した金星の日面通過.

これは243年に4回だけ起こる天文現象で、滅多に見られず、前回は8年前の2004年に見られたけど、今回を逃すと次に発生するのが2117年とのこと.

前回と同じくD200と18-200mmレンズに太陽観測用のNDフィルターを取り付け、金環日食ほど暗くはならないので手持ちで撮影した.

手ブレ補正機構付き望遠レンズとはいえ、構えるとやはり画面がぶれる.

まあ、シャッター速度が1/1000だから大丈夫とは思うけど、おまじないで撮影の基本を思い出し、建物に寄りかかり身体を支え、脇を締め、息を吐きながらシャッターを切った.

太陽の黒点と共に金星の陰を捕らえることができた.

撮影データ:2012年6月6日13:13 Nikon D200 18-200mm(35mm換算300mm トリミング) ISO:100 f:8 1/1000

金環日食:次は18年後の北海道2012年05月21日

静岡市での金環日食
滅多に見られない「金環日食」のルートに静岡市がピッタリど真ん中!

それに合わせたわけではないけど、3月22日発売のニコンのフルサイズデジタル一眼の「ニコン D800 28-300 VR レンズキット」を予約してあったので、太陽観測用のNDフィルターを購入した.サイズはレンズにぴったりの77mm.

家族用に肉眼での観測用に星の手帖社の「太陽観察安全グラス 3枚セット」を買った.

あとは天気のみ!

しかし、撮影用にと思っていたD800が予想外の受注に生産が追いつかないようで、なかなか入荷しない.

D800を予約したものの、評判ではあまりに解像度が高いためレンズの性能が問われ、また、ピンぼけや手ぶれの影響がもろに現れると聞き、ちょっと早まったかな?と思うようになった.

カメラ店の話では、出荷は月末に集中すると聞き、5月に入っても入荷しないので結局予約をキャンセルした.

急遽、撮影はD200と18-200mmレンズで撮影することになり、18-200mmレンズのアタッチメントサイズが72mmなので、72mm→77mmのステップアップリングを購入し準備万端.

当日は薄い雲があったけど、何とかいけるかな、という天気だった.

欠けはじめには厚い雲が通り過ぎたりしたものの、最大の金環日食の時は雲も切れ、しっかり観測できた.時間も長かったので、写真を撮りながら太陽観察安全グラスでも観測した.

カメラで撮った写真は細い蛍光管のようだけど、安全グラスで覗くリングは赤っぽいオレンジでとてもきれいだった.

次の天体ショーは【6月6日午前7時10分~午後1時50分頃】金星の日面通過.こちらも滅多に見ることができなく、243年に4回だけ起こる天文現象で、次に発生するのが2117年とのこと.絶対無理だね.

撮影データ:Nikon D200 18-200mm(35mm換算300mm トリミング) ISO:100 f:5.6 1/125