静岡のミズバショウ ― 2019年04月25日
先週の新聞に静岡の奥の『高山・市民の森』のミズバショウが見頃だという記事があった.
ミズバショウは50年くらい前に旅の雑誌で『鬼無里』のミズバショウが紹介されて、行ってみたいと思いながらも行かずじまいだった.
結局今日までミズバショウは見たことがなかった.
『高山・市民の森』は藁科川から右に折れ、大原の奥の水見色方面にあるようだった.
しかしそこは水見色の集落を過ぎてまだまだ奥だった.
途中小さな落石も見られ慎重に進んだ.
昨日の雨で霧がかかり、駐車場付近は幻想的だった.
車を降り、周りを見渡すと動物の気配がし、よく見るとそれは草を食むニホンカモシカだった.
ほっかいどうではエゾシカは見たことがあるけど、ニホンカモシカは初めて.
まさか静岡市で見られるとは!
駐車場から程なく群馬県から譲り受けたミズバショウの植えられた『高山の池』に着いた.
一週間前は見頃だったようだけど、暖かい日が続いたためかピークを過ぎて、葉がだいぶ大きくなっていた.
それでも可憐なミズバショウを見ることが出来てよかった.
池にはヒキガエルが産卵のため集まっていた.
管理人さんの話では昨日までものすごい数のヒキガエルが産卵で集まっていたようだ.
森の山頂では数種の鷹が観察できるとのこと.
今日は天気が良くなかったので山頂には行かなかったけど、天気の良い日にまた来てみたいと思った.
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