Lee Riders2008年11月08日

Lee Riders
久々にLeeのジーンズを買った.

初めて履いたジーンズは高校生の時の「CANTON」だった.
それ以来冠婚葬祭以外の外出は基本的にブルー・ジーンズ.

「CANTON」はブルーじゃなくてカーキだったと思う.それからはブランドは「Levi’s」、「Lee」、「Wrangler」と替え、再び「Lee」に戻ったら「EDWIN」が作る国産になっていた.最近は「EDWIN」にしていたけど、再び「Lee」にした.しかも久々のサイズダウン!
さらにワンサイズ下のLeeのジーンズもとっておいてあるので、それをはける日が来るといいなと思う.

それにしても最近のジーンズはソフトなデニムが多く、かつての厚手のごわごわしたジーンズが無くなって残念.

東京芸術はしご2008年11月20日

江戸東京博物館
江戸東京博物館で、NHKスペシャルで放送された謎の浮世絵師「歌川国政」の「市川鰕蔵の暫」を含む「ボストン美術館 浮世絵名品展」が開かれていることを知り、それが今月いっぱいだったので週末は混むと思ったので、休暇を取っていってきた.

せっかく東京へ行くのだからと、他の展覧会を調べたら上野の森美術館では「没後40年 レオナール・フジタ展」が15日から開催されていた.
妻は東京都美術館の「フェルメール展」も見たいというので、ルートは浮世絵、フェルメール、藤田嗣治、そしてなぜか浅草合羽橋商店街となった.

9時半頃「江戸東京博物館」に着くと、平日のためか意外と空いていて、「歌川国政」の「市川鰕蔵の暫」はじめ、東洲斎写楽、歌川広重、鈴木春信などをたっぷり堪能できた.今回「歌川国政」が最大目的だったけど、以外や鈴木春信の作品が多く、しかもそのすばらしさに驚いた.浮世絵の繊細さを再認識させられた.

11時半頃上野に向かい、昼食をとってから東京都美術館に向かうと、国立科学博物館でマンガ「もやしもん」のキャラクターが使用された「菌類のふしぎ展」のポスターを見つけ、おもしろそうなのでフェルメールの後にいくことにした.

東京都美術館に着くと、そこは長蛇の列.1時間待ちとか….妻は朝イチにこっちにきていればよかったとぼやいたけど、自分はフェルメールにはあまり興味がなかったので、こんなにも人気があるとは知らなかった.
ほぼ1時間くらいで会場には入れたけど、そこには同じオランダの同時代の作家の絵が多数展示られて、お目当てのフェルメールの作品はわずか7点.もともと全作品点数が30ちょっとということもあるだろうが、有名どころの「牛乳を注ぐ女」も「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの娘)」もなくがっかりした.妻も同様だったようだ.
1時間も並んで時間を無駄にした気持ちで会場内を巡り、1時間ほどで東京都美術館をあとにして国立科学博物館に向かう.

このあと菌類と藤田を見るととても合羽橋には行けそうにないと感じ、合羽橋散策は次回とすることに決めた.

「菌類のふしぎ展」はそれほど客はいないかと思ったら意外と多くの入場者がいて、陳列品は並んで見なければならない状態だった.本物のキノコを樹脂で固めたものやレプリカがすばらしかった.
キャラクターの「もやしもん」は妻は知っていたが自分は知らなかった….家にコミックがあるらしいので、帰ったら見せてもらうことにした.
展示品がたっぷりあって、さらにじっくり見たので意外と時間がかかり、上野の森美術館に着いたときは外は薄暗くなっていた.

「レオナール・フジタ展」では幻の群像大作4点(「ライオンのいる構図」「犬のいる構図」「争闘I」「争闘II」)は圧巻だったが、その他の出品総数約230点というボリュームにも驚き、さらに「素晴らしき乳白色」と評された世界のフジタをたっぷり堪能した.
裸婦もよかったけど、所々に精細に描かれた猫がとてもよかった.

(ところで、藤田嗣治の絵を見るとなんか以前マンガで見たような気がしていたが、それはかつて読んでいた週刊少年ジャンプの「ジョジョの奇妙な冒険」だった.)

上野の森美術館を出ると外は真っ暗.上野から東京駅に向かい、新幹線こだまで静岡へ.

静岡で途中下車して土日が休みのかつての行きつけの居酒屋に寄って、さらに清水に戻り、改装してから大人気の居酒屋にようやく入れて居酒屋のはしごもした充実した一日だった.