興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」2017年11月14日

残り2週間たらずとなった東京国立博物館の「運慶展」に休暇をとって行ってきた.


いつもなら出来るだけ早く行くのだけれど、博物館のTwitterによる混雑状況の情報からは、午前中より午後の方が行列が短い感じだったので、今回は最初に東京の娘と孫に会ってから展覧会に行くことにした.

土産にゆでシラスと釜上げサクラエビ、清水の早生みかんを渡し、近くのファミレスで一緒に昼食をとった.

別れて地下鉄で上野方面に向かったけど、上野だとJRを越えるのが面倒そうなので、入谷まで行って裏から向かうことにした.

途中、「恐れ入谷の鬼子母神」の真源寺を始めてお参りし、十何本かの線路の上を渡って博物館の裏に着いた.

恐れ入谷の鬼子母神

チケットを買い求め行列に並んだ.それでも30分くらいで入場できた.

運慶始め、父・康慶、息子の湛慶、康弁の多くの作品が展示されて、大変見応えがあった.
いずれも素晴らしい作品だけど、印象深かったのは「神鹿」、「天燈鬼立像」、「龍燈鬼立像」.
しかし、最も良かったのは「無著菩薩立像」・「世親菩薩立像」.

一度だけ北円堂で拝見したけど、展示方法によってか、とても大きく感じた.

「無著・世親菩薩立像」は、改めて北円堂で拝見したいものです.

運慶展

今回の展覧会で ちょっと気になったのは、作品説明に四カ国で表示されていたこと.
中国漢字(?)  とハングルは必要あるのか?
アルファベットは漢字の読み方を知る手立てになるからいいんだけどネ.

今回の東京行きは、新幹線の「ぷらっとこだま」で、帰りの列車も指定席で決められているので、乗り遅れないように早めに東京駅に行き、駅弁とビールを買って乗り込んだ.

平日の帰宅時間だったので、自由席は満員状態だったようだ.