三徳山の投入堂と倉吉白壁土蔵群 ― 2016年11月19日
朝食はホテル横の居酒屋が用意してくれる和食をいただいた.
先月の地震で投入堂の入山が禁止されてしまったので、倉吉では白壁土蔵群の散策だけにしようと思ったけど、投入堂遙拝所からでもいいから、と三徳山に行くことにした.
いつもと同じように荷物を駅のコインロッカーに預け、8時35分のバスで三徳山に向かった.
途中、家々の屋根にかけられたブルーシートが痛々しかった.
30分ほどで三徳山参道入り口に着いた.
急な階段を上ると水琴窟があり、水をかけると、「響き日本一」と書かれているようにとてもいい音で奏でられた.
二番目はどんなかはわからないけど….
本堂、宝物殿を見て、裏参道を下り投入堂遙拝所に向かった.
遙拝所の東屋には無料の双眼鏡が設置されていたけど、肉眼でも十分見えた.
設置された当時より手前の林が生長し、ちょっと見にくくなっていた.
橋を渡った先が展望所に指定されているようで、確かにそこからの方がよく見えた.
地震がなかったとしても昨夜の雨のため、どのみち登ることはできなかっただろう.
10時25分のバスで下山し、途中乗り換えて白壁土蔵群を歩いた.
地震で土蔵の壁が崩れたところもあったようだけど、観光資源のため最優先で修復されたのだろう.
帰りは倉吉14時25分発のスーパーはくと11号.
バスで倉吉駅近くに戻り、牛骨ラーメンの「ラーメン幸雅」で「なつ旨ラーメン」を食べた.
牛骨スープでもやはりチャーシューは付く.意外とあっさりして美味しかった!
実はこのあとちょっと怖い目に遭った.
食べ終えて駅に向かう途中、交差点の歩行者用信号が青になったので渡ろうと思ったけど、なぜかちょっと歩き出しが遅れた.
そこへ完全な赤信号を軽トラックが猛スピードで突っ込んで行った.
このとき青信号と共に渡りはじめていたらと思うとぞっとする.
くらよし駅ヨコプラザで牛骨ラーメンとあごちくわをお土産に買い求め、14時25分のスーパーはくとに乗り、姫路で新幹線に乗り換え帰路についた.
さて、今回出雲から米子までJR(特急含む)、バス、観光施設がすべて利用できた4,290円の「松江・出雲ミニぐるりんパス」.
単独利用料金を調べてみた.
出雲市駅→旧JR大社駅/一畑バス 470円
島根県立古代出雲歴史博物館(常設展) 610円
出雲大社正門前→出雲市駅/一畑バス 520円
出雲市駅→松江駅(特急) 1330円
松江駅→松江しんじ湖温泉駅 210円
松江しんじ湖温泉駅→松江駅 210円
松江駅→県庁南入口 200円
松江城登閣料 560円
小泉八雲記念館 400円
小泉八雲旧居 300円
ふなつ橋→松江駅 210円
松江駅→安来駅(特急) 1160円
足立美術館 2300円
安来駅→米子駅(特急) 950円
ざっと合計すると9430円になる.
実際にはセット割引もあるのでこうはならないだろうが、とてもお得だった.
松江でもう一泊すれば堀川めぐり(1230円)、明々庵(410円)、さらには境港まで脚を伸ばして水木しげる記念館(700円)まで行くことができれば本当にお得なパスです.
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