最後のデジタル一眼レフカメラかも…2012年10月01日

D800
6年ぶりにデジタル一眼レフを買い換えた.
人生最後の一眼レフカメラになるかもしれない.

レンズの焦点距離と画角の関係は長年35ミリカメラを使用してきたので、撮像素子が35ミリ版と同じでないとぴんと来ない.

前機種のNikon D200 はニコンのいうところのDXフォーマット、いわゆるAPS-Cサイズで、35ミリ換算するには1.5倍にすればいいのだけれど、なかなか面倒.
しかし、フルサイズのFXフォーマットのカメラは高嶺の花だった.

昨今フルサイズ機も価格が下がり、何とか買えるようになり、2月に発表されたD800を一大決心で予約.ところが発売されても予約が多く、なかなか手元には来なかったので、あきらめてキャンセルした.

夏頃からカメラの噂サイトでニコンの新しいFXフォーマットのカメラが、D800より小型軽量化され2000ドルくらいで発表されるという噂が流れ、これだ!と思って期待して待っていた.

発表されたD600はちょっと小型軽量化されたものの、価格は思ったより安くなかった.

それならば、と初志貫徹で改めてD800の購入を決意した.

D600がD800に比べて軽量になったといっても、バッテリー込みでD800の1000gに対して850gとわずか150g.

かつてがんがん撮ってた頃使用していたF3HPは本体760g、モードラMD-4が480g、アルカリ単三乾電池8本で約188gを合計すると、なんと1428g!
同じくよく使ったFM2/TにMD-12は電池込みで1138g.

それらに比べれば、D800でも軽いのが分かった.

まあ、その頃より体力は落ちたとはいえ、取り扱いにくい重さではないことを確認できた.

最後の一眼レフカメラになるかもしれないけど、ステータスシンボルで終わらないように取説をちゃんと読んで使っていきたいと思う.